JCS Newsletter

 

増刊号 (2008.1.8)

 

JCS News 2008年新年のあいさつ

皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。JCS Newsletterを配信できる会員も全会員の半数を超え、JCS Newsletterを通じて多くの会員に新年のご挨拶をお送りできることを喜んでいます。

 

理事長 山口 徹
理事長  山口 徹

医療制度の大変革の嵐の中で医師不足、医療崩壊が叫ばれ、医師を取り巻く医療環境は目まぐるしく変化しつつあります。医学と医療は学会活動の両輪ですが、昨今は医療への、さらには社会への学会の関与が強く求められています。 JCSは、会員数は従来と同様に増えており、Circulation Journalへの投稿も増加してImpact Factorは2を超え、JCSの学会活動は順調に推移していますが、一方でJCS会員も産科、小児科に劣らず過酷な日常業務を担っており、JCSもこのことを社会へ発信して行く必要があると感じています。 JCSは以前より医療の世界へも積極的に関わり、心臓移植や診療報酬改訂には主体的に取り組んできました。 さらに最近ではAED、心肺蘇生法の普及や禁煙活動の推進、医療裁判の鑑定人の推薦、診療関連死に関するモデル事業への参加、新しい医療機器認可のための施設基準作り、医療機器等の業者立会い問題など、行政との関わりも増えつつあります。 開かれた学会を目指してホームページをリニューアルし、循環器専門医、循環器研修施設、学会作成の各種ガイドライン、循環器疾患診療実態に関する報告書などを公開し、さらにプレスセミナーを開催して循環器診療への理解を深める努力をしています。 また今年から始まる法人制度改革に備えて公益社団法人の資格を目指して準備を整えていますが、ここでも学会の公益性が問われています。 JCSの社会における存在意義を高める努力が一層必要であると思います。 医学、医療の両面において、会員の皆様の積極的な学会活動への参加を今年もよろしくお願いいたします。

2008年元旦


 

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