JCS Newsletter

 

Vol.62 (2009.7.21)

  • JCS2010 〜 第74回日本循環器学会学術集会 演題募集のご案内

  • JCS Newsletter  Circulation Journal目次号配信開始のお知らせ

  • 「勤務医師賠償責任保険」の更新ならびに新規加入のご案内

  • World Circulation News PLUS


第74回学術集会の演題募集を開始しました。多数のご応募お待ち申し上げます。

 

JCS2010


◆JCS2010〜第74回日本循環器学会総会・学術集会 公式ホームページはこちら◆


 

 

[PR記事]  7月31日で勤務医師賠償責任保険の申込を締め切ります

 

 

  carenet  

現在、日本循環器学会「勤務医師賠償責任保険」および「総合補償制度(所得補償保険・新団体医療保険)」<引受保険会社:株式会社損害保険ジャパン>につきまして、更新・新規加入の申込を受付中です。
7月31日が「勤務医師賠償責任保険」の申込締切です。以後の中途加入はできませんので、まだ手続きをされていない方はお急ぎください。
資料請求・お問合せは取扱代理店: 株式会社カイトーまで。

 

 


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  JCS2010 〜 第74回日本循環器学会学術集会 演題募集のご案内



 

締切日が例年より早まっています。ご注意ください!!

 

 


第74回学術集会(京都)の公募演題受付を開始しました。多数のご応募をお待ち申し上げます。
◆ 一般演題
      演題 新規登録締め切り : 9月29日(火) 正午 必着
      →応募要領・演題登録はこちら
※国内演者は、演題応募の時点で共同演者を含む全員が本学会会員であり、かつ2009年度会費納入者であることが必要です(入会に関するご案内はこちら)。

◆ プレナリーセッション・シンポジウム
      演題 新規登録締め切り : 8月26日(水) 正午 必着
      →応募要領・演題登録はこちら
※国内演者は、演題応募の時点で共同演者を含む全員が本学会会員であり、かつ2009年度会費納入者であることが必要です(入会に関するご案内はこちら)。

◆ コメディカルセッション
コメディカルスタッフであれば、日本循環器学会の会員でなくても演題応募、発表、参加ができます。また今回は会長特別企画として「メディカル・コメディカルジョイントシンポジウム」も開催いたします。奮ってご応募・ご参加くださいますようご案内申し上げます。
      ・ コメディカル シンポジウム
            演題 登録締め切り : 8月27日(木) 正午 必着
     ・ コメディカル 一般演題
            演題 登録締め切り : 9月30日(水) 正午 必着
     ・ メディカル・コメディカルジョイントシンポジウム(会長特別企画)
            演題 登録締め切り : 9月30日(水)

      →応募要領・演題登録はこちら



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  JCS Newsletter  Circulation Journal目次号配信開始のお知らせ


今月より毎月25日前後に、Circulation Journalの目次を掲載したJCS Newsletter目次号の配信を開始します。
オンラインジャーナルと合わせてご利用ください。第1回は、7月27日に配信します。


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  「勤務医師賠償責任保険」の更新ならびに新規加入のご案内


<団体契約「勤務医師賠償責任保険」の募集期間は7月31日までです。
 期間外のお受け付けはできません。ご注意ください。
 詳細・お申し込み手続は2009年6月初旬にご送付いたしました書類をご確認ください。>


会員の皆様には団体契約による「勤務医師賠償責任保険」に多数ご加入いただいております。
団体契約(保険料割引適用)の更新 ・新規加入締切は2009年7月31日です。
(保険始期は2009年8月1日)
締切日までにお手続き忘れのないよう、くれぐれもご注意ください。


詳細は下記にお問い合わせ下さい


 

<取扱代理店>
株式会社カイトー
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-2-6 西新宿K-1ビル
TEL: 03(3369)8811     FAX: 03(3369)3120
E-mail: med.lia-ins@kaito.co.jp

<引受保険会社>
株式会社損害保険ジャパン

 

 


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 World Circulation News PLUS(Health Day News 提供)


海外の循環器系ニュースの短報(和訳)をお届けします。(利用規約

院内蘇生は高齢者の生存率を改善せず

HealthDay News 7月1日

院内で心肺蘇生術(CPR)を受けた高齢患者では、全般生存率は1990年代初期から改善しておらず、生存率は特に男性およびマイノリティー(少数民族)の場合に低くなるとの研究論文が、「New England Journal of Medicine」7月2日号に掲載された。

米ワシントン大学(シアトル)のWilliam J. Ehlenbach氏らは、1992〜2005年における出来高払い方式のメディケア(fee-for-service Medicare)データを分析し、院内で心肺蘇生術を受けた患者433,985人を特定したが、そのうち18.3%のみが生存、退院していた。

生存率は調査期間中に有意に変化はしていなかったが、死亡前に院内で心肺蘇生術を受ける患者の比率は増加していた。また、高齢、男性、慢性疾患罹患、専門看護施設からの入院、黒人または他の白人以外の人種は生存率低下と関連していた。黒人は患者背景が類似した白人に比し、生存の調整オッズは23.6%低かったが、これは部分的に病院背景により説明可能であった。

著者らは「この研究は高齢患者、および臨床医にとって蘇生処置を行うかを判断する上で有用である。何故なら蘇生処置を選択する高齢患者の比率は直接的にこれらの患者に示される生存率と関連するからである。我々の知見は、人種と生存率の間の関連を理解し、目標として医療の平等性に関して人種間差をなくすだけでなく、心肺蘇生術施行頻度に関連した要因を理解する上で刺激となる」と結論している。

Abstract    Full Text (subscription or payment may be required)   

抗血栓薬3剤併用への関心が増大

HealthDay News 7月1日

ワルファリンおよび抗血小板薬2剤による治療を必要とする患者数の増加が予想される状況下で、臨床医は有益性と危険性の均衡を取り、その治療実施の最善の方法を考えなければならないとするレビューが、「Journal of the American College of Cardiology」7月7日号に掲載された。

米メイヨークリニック(ミネソタ州ロチェスター)のDavid R. Holmes, Jr.氏らによると、抗血小板薬2剤併用、典型的にはアスピリンとクロピドグレルは急性冠症候群および冠動脈ステント留置に際して最もよく用いられている。その一方、ワルファリンは心房細動、人工心臓弁、左室機能低下患者において標準治療となっている。これらの両治療法を含む抗血栓薬3剤併用は人口の高齢化に伴いより一般的になっていくと予想される。

3剤併用治療を受けている患者では、アスピリン服用量を可能な限り少なくし、クロピドグレルの服用量は標準用量である75mg/日、ワルファリンはINR(国際標準化比)が2.0〜2.5になるようにするべきとしている。出血イベントまたは消化管出血のハイリスク群の場合にはアスピリン投与を中止する。抗血小板薬2剤のうちチエノピリジン系製剤(クロピドグレル)の中止は、ステント留置後のステント血栓症、死亡、心筋梗塞との関連が高くなっている。

著者らは「患者に対して3剤併用治療を長期にわたり実施する前には、ワルファリンに加えて長期の抗血小板薬2剤併用を必要とせずにすむ治療法を注意深く考えるべきである」と結論している。

共著者2人は、製薬企業数社との財務関係を申告している。

Abstract    Full Text (subscription or payment may be required)   

先天性心疾患に対する心移植の生存率は良好

HealthDay News 6月30日

心移植患者において、先天性心疾患に対して移植を受け、手術後初期を生存し得た患者は通常、他の患者の場合と同じ長期生存の可能性があるとの研究論文が、「Journal of the American College of Cardiology」7月7日号に掲載された。

米コロンビア大学(ニューヨーク市)のJacqueline M. Lamour氏らは、 “Pediatric Heart Transplant Study” の対象患者で1993〜2002年に移植手術を受けた367人、および ”Cardiac Transplant Registry Database” から1990〜2002年に移植を受けた121人のデータを分析した。

その結果、先天性心疾患患者、心筋症小児例、心筋症成人例の3カ月生存率はそれぞれ86%、94%、91%であった。5年後、全生存率は、先天性および非先天性心疾患患者ともに同じであった(80%)。しかし、5年生存率は移植前にフォンタン(Fontan)手術を受けた患者群では、非フォンタン手術患者群に比して有意に低下していた(70%vs.81%)。

著者らは「フォンタン手術が奏功しなかった患者において独自に伴う移植リスクを低下させる新規戦略が必要である」と結論している。

Abstract    Full Text (subscription or payment may be required)   

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発行:(社)日本循環器学会 http://www.j-circ.or.jp/

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