喫煙は喫煙者と周囲の非喫煙者にさまざまな喫煙関連疾患を引き起こしますが、ニコチン依存と心理的依存を生じて強固な習慣性を持ち、禁煙が困難になります。
近年、ニコチン依存症に対して薬物療法が、心理的依存に対しては行動療法が利用されるようになり効果を挙げています。こうした個人対象の禁煙支援に加えて医療機関における環境的な因子の強化は喫煙者の禁煙動機や非喫煙者の喫煙防止に有効であり、循環器専門医師として積極的に取り組むべき課題です。