2010年7月23日
会員各位
ICD患者の自動車運転免許に関するステートメントの改訂
このたび、ICD患者の自動車運転免許に関するステートメントの改訂について、警察庁交通局運転免許課長より通達が出されました(運転免許欠格事項の見直し)。

これは基本的に、3学会(日本胸部外科学会、日本循環器学会、日本不整脈学会)の申請どおり承認頂き、この7月より運用開始されるものです。

従来は画一的な制限期間であったICD装着患者の自動車運転の規制が、今回の改訂により致死的不整脈の既往の有無に分けて異なる期間を設定し、また交換手術後の規制期間を大幅に短縮して頂きました。

この改訂の運用について、警察庁交通課はもちろんのこと診療に関与する医師への周知も極めて重要であり、会員の皆様にご案内いたします。下記文書について、ご高覧賜りますようお願いいたします。


【関係文書】
◇「不整脈に起因する失神例の運転免許取得に関する診断書作成と適性検査施行の合同検討委員会ステートメント」改訂のための補遺 (PDF形式)

◇参考資料 ステートメント (PDF形式)

◇「運転免許の欠格事由の見直し等に関する運用上の留意事項について」(警察庁ホームページへのリンク)