専門医試験 よくあるご質問

 

◆受験資格について

 

Q.会員歴の数え方がわからないのですが?

 

受験資格にある「通算して3年以上の会員歴」とは、ご入会年度から数えて「3年度目」以上であることを指します。
本会の年度は4月始まり翌年3月終わりですので、2019年2月に入会の方は入会年度が「2018年度」となります。
この場合2020年4月の時点で「2018年度~2020年度」の3年度にわたって会員となり、2020年8月の試験に対して申請可能となります。

 

 

Q.日本循環器学会指定の研修・研修関連施設での臨床研修歴は何年必要ですか?

 

医師免許取得後、専門医試験日前日をもって満3年以上です。
2004年4月1日以降の医師免許取得者は、基本領域資格取得年度の4月から、専門医試験日前日を以て満3年以上です。

 

 

◆診療実績表について

 

Q.提出できる症例に制約はありますか?

 

症例や引用論文は原則として10年以内のものとします。

 

 

Q.剖検証明書など添付書類の患者名はマスクをかける必要はありますか。

 

 はい。個人が特定できる情報(氏名、ID、住所、生年月日、剖検番号)は必ずマスクしてください。マスキングされていない(視認できる)場合には、それだけで不合格になることがあります。

 

 

Q.全ての症例が研修施設で経験した症例でないといけないのでしょうか?

 

【2004年4月1日以降に医師免許取得されている場合】
 診療実績表の30症例のうち、手術所見・外科手術記録・剖検記録のいずれか3症例を含む10症例(1~10)は、基本領域資格取得年度の4月以降当会指定施設で経験した症例をご提出ください。
その他の20症例(11~30)は当会指定施設以外で経験した症例でも提出可能です(基本領域資格取得前の症例も認められます)。

 

【2003年以前に医師免許取得されている場合】
 診療実績表の30症例のうち10症例(1~10)は医師免許取得後に当会指定施設で経験した症例をご提出ください。 その他の20症例(11~30)は当会指定施設以外で経験した症例でも提出可能です。 30症例全てにおいて基本領域資格取得前の症例も認められます。

 

 

Q.10疾患チェック欄について教えてください。

 

診療実績表の30症例の中には定められた10疾患を含む必要があります。(30症例のうちどれでも構いません(1~10に含まれていなくても良い)。10疾患が含まれていない場合は減点対象となります。

 

 

診療実績表について
Q.(C)手術所見、(D)外科手術記録、(E)剖検記録の組み合わせは自由ですか? (C)手術所見を3例でもよいですか。

 

(C)手術所見と(E)剖検記録、または(D)外科手術記録と(E)剖検記録の組み合わせで3例とする事が望ましいです。

 

 

Q.研修記録の手術所見(内科)や外科手術記録(外科)に、PCIやTAVI、PTAVは含められますか?

 

胸腹部の手術に関しては、原則開胸・開腹を伴うものに限ります。従って、PCIは不可、TAVIにおいては、経心尖アプローチのみ認めます。

 

 

Q.症例のレポート提出での外科症例ですが、当院では外科転科となり手術を含めた期間は受持となりません。こういった場合は、受持期間はどうなるのでしょうか?

 

先生が主治医として受け持たれた期間を受持期間として記載してください。それ以外の期間は、経過が分かるように文中に記載してください。

 

 

Q.指導医として研修医と一緒に診た症例を診療実績表に記載してもよろしいでしょうか?

 

公文書であるカルテに担当していることを示す氏名の記載があり、実際にカルテへの所見などの記入があれば提出可能です。

 

 

Q.剖検症例は循環器疾患が原因で亡くなった症例でない場合、不適切でしょうか?

 

剖検症例はあくまでも循環器疾患で死亡した症例に限ります。

 

 

 

 

◆研修期間について

 

Q.在籍期間について産休や病気のための長期休暇の場合はどうしたらいいですか?

 

妊娠などで研修施設に所属していても、長期休職期間があった場合それは研修期間には含めません。(臨床も研修もしていないため)

 

 

Q.研修施設の在籍は、1施設で3年以上なのでしょうか、あるいは複数の施設を合計して3年でも良いのでしょうか?

 

合計3年以上となれば、どちらでも結構です。

 

 

Q.研修医として働いていた時期も、研修施設での在籍期間に含めることができますか?

 

含めることができます。但し2003年(平成15年)以前に医師免許を取得した先生に限ります。2004年度(平成16年度)以降に医師免許を取得した先生は、内科系は認定内科医、外科系は外科専門医、小児科系は小児科専門医資格取得年度の4月から、専門医試験日前日をもって満3年以上本学会指定の研修施設または研修関連施設で研修していることが条件となります。

 

 

Q.在籍していた施設が「指定」されているか確認したいのですが?

 

診療実績表フォーマットの入力画面にて指定されている期間の検索ができます。
現在の指定状況のみ検索可能です。過去の指定状況の確認につきましては、日本循環器学会事務局へお問い合わせください。

 

 

◆在籍証明書について

 

Q.施設もしくは役職者どちらの印鑑が必要ですか?

 

どちらでも受付可能です。なお、循環器専門医であるかは不問です。

 

Q.在籍証明書は印刷されたもの全て提出が必要ですか?

 

システム上、ご入力いただいた全ての医療機関の在籍証明書が出力されますが、医師免許取得後に本学会指定の研修施設又は研修関連施設にて研修された3年分の在籍証明書をご提出いただければ結構です。なお、2004年度(平成16年度)以降に医師免許を取得された場合は、基本領域資格取得年度の4月以降に本学会指定の研修施設または研修関連施設で研修された3年分(複数施設であれば合計で3年)をご提出ください。

 

◆所属履歴について

 

Q.大学在学中に、大学での身分はそのままで、何度も医局の関連病院に出向しましたが、それも全て履歴に記載するのでしょうか?

 

主な臨床研修場所のみを記載してください。

 

 

◆AHA ACLSプロバイダーコースについて

 

Q.受験申請をしたいのですが、AHA ACLSプロバイダーコースを3月に受講するため日付が入力できず先に進めません。

 

未受講の場合は受講予定の日付~2年後の日付を入力して進んでください。後日郵送いただく書類(修了証)にて受験年度の4月1日現在有効な認定を受けていることを確認いたします。

 

 

◆研修カリキュラム達成度評価表について

 

Q.学会参加や論文掲載の実績がない場合はどうしたら良いですか?

 

記載なしで問題ありません。

 

 

Q.指導医・指導責任者の条件はありますか?

 

循環器専門医であることです。

 

 

◆その他

 

Q.書類をホッチキス留めする必要はありますか?

 

ホッチキス留めせずにお送りください。

 

 

Q.書類審査結果の発表方法を教えてください。

 

書類審査結果は会員ポータルサイトよりご覧ください。会員ポータルサイトについてはこちらをご覧ください。

 

 

Q.受験票はいつ発送されますか?

 

受験票は発送いたしません。書類審査合格者は各自で会員ポータルサイトより受験票をダウンロードし、写真添付の上ご持参ください。

 

 

Q.筆記試験時間について教えてください。

 

例年、13:00~15:30の2時間30分です(12:00から受付開始)。年度により前後する場合がありますので必ず要項をご確認ください。

 

 

Q.旧制度の試験は何年度まで実施されますか?

 

2026年度試験まで実施予定です。