Vol.160 (2012.5.15)
- 新代表理事のご挨拶
- 一般社団法人への移行について
- 2012-2013年度理事・監事について
- 第78回と第79回の学術集会が決定しました!
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この度、社団法人日本循環器学会の第16代理事長を拝命いたしました。伝統ある本学会を預かることになり、光栄に存じますと共に、職務の重さを感じております。
日本循環器学会は昭和10年(1935年)に設立されました。平成24年3月時点での正会員数は25,134名、循環器専門医は12,461名と、わが国の医学会を代表する学会として発展してまいりました。これも学会の発展に尽力されてきた先輩諸先生ならびに会員の皆様のお陰であり、心より感謝申し上げます。
さて、日本循環器学会は、国の法人制度改革に呼応して、本年4月から一般社団法人に移行いたしました。総会は正会員から選ばれた281名の社員(従来の評議員)により構成されます。すでに、去る4月20日に社員総会が開催され、30名の理事と2名の監事が選出されました。社員には女性32名、外科39名、小児科4名、基礎12名が、理事には女性2名、外科2名が選出され、これまで以上に専門領域のバランスを考慮した運営が可能となりました。次の課題は、できるだけ早期の公益法人化の実現です。そのためには、学会の抱える諸問題の解決と透明性の高い運営が必要です。
本学会はすでに半数の講演を英語で行うなど、国際化の取り組みを進めてきましたが、さらにヨーロッパ、米国、アジアの各国との協力を推進することも、今後優先すべき課題です。
循環器診療の予防や治療の評価は心血管イベントの防止によって評価される必要があります。最近は無作為化介入試験だけでなく、レジストリー研究の重要性も見直されつつあります。診療情報やネットワークを活用した循環器疾患レジストリーシステムの構築も日本循環器学会が先導的役割をはたすべきと考えており
ます。
これから2年間、全力を傾けてこれらの課題に取り組む所存です。会員の皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人日本循環器学会
代表理事 永井 良三
(自治医科大学 学長)
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国の施策による公益法人制度改革に伴い、社団法人日本循環器学会はこのたび「一般社団法人日本循環器学会」へ移行し、登記が完了しました。引き続き会員の皆様のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
去る4月20日に開催された社員総会におきまして、2012-2013年度の理事・監事の就任が承認されました。今回から理事は合計30名(これまでは20名)、監事は従来と同じく2名となります。
なおこれまでの「理事長」は、法律用語に合わせて「代表理事」となりました。ご留意をお願いいたします。
新役員一覧は→こちら
JCS2014 - 第78回日本循環器学会学術集会
会 長:永井 良三(自治医科大学)
会 期:2014年3月21(金)〜23日(日)
会 場:東京国際フォーラム 他(東京都)
JCS2015 - 第79回日本循環器学会学術集会
会 長:小川 久雄(熊本大学大学院生命科学研究部循環器内科学)
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