理事会便り (2017.4.20)
会員の皆様へ
日本循環器学会のNews Letterに新たな情報が加わります。
それは”理事会便り”です。
理事会は年に4回開催され、循環器の診療、研究、制度に関わる様々なことが議論され、そして決議されます。
そのホットな情報をタイムリーに会員の皆様にお届けするのが、”理事会便り”です。
重要な情報が多く含まれていますので、お見逃しのないようにしてください。
情報広報委員会
委員長 伊藤 浩
|
|
- 金沢宣言について
- 脳卒中と循環器病克服5カ年計画について
- 循環器疾患診療実態調査(JROAD)について
|
「金沢宣言:ストップCVD」が、3月17日(金)の第81回学術集会会長特別企画「若者を心血管病から守る
:金沢宣言への提言」において、小室代表理事、山岸学術集会会長から発表される事が理事会において 承認されました。
循環器病における予防の重要性を再認識し、子供や若者も含めた社会全体への循環器病予防の啓発活動を
通じて、生涯にわたる循環器病の発症予防ならびに健康寿命の延伸へ向けた活動を推進していくことが
宣言され、学会としての取り組みがより明確にされました。
「金沢宣言:ストップCVD」全文はこちらよりご覧ください。
2016年12月16日に本会及び日本脳卒中学会と関連19学会で協力し、脳卒中と循環器病克服5カ年計画を策定しました。
2017年3月16日に開催された2016年度第4回理事会では、5カ年計画を達成するために、2017年度に実施する事業が決定致しました。
主な事業は、人材育成として、医師の臨床・基礎研究並びにコメディカルの研究を推進するため、新たな研究助成を実施致します。また、基礎研究の強化を目的とし、基礎研究部会(日本版BCVS)を新設致します。研究助成の詳細・基礎研究部会の開催概要につきましては、近日中に会員の皆様へホームページやニュースメールにて発信して参ります。
その他、脳卒中と循環器病の統合データベースの構築、女性の脳卒中・循環器医の会の新設、予防に関する市民フォーラムの開催及びビデオの作成、医療体制に関する厚生労働省への働きかけ等を行って参ります。
また、本会では5カ年計画における目標“ストップCVD!(脳心血管病・Cerebral/Cardiovascular Diseases)-健康長寿を達成するために!-”を、Stop CVD!として発信していきます。
会員の皆様にもご利用頂けるロゴを作成しております。
近日中に、ご紹介をさせて頂きますので、ご確認頂けましたらと存じます。
2016年度循環器疾患診療実態調査(JROAD)からの報告
以下は重要疾患である急性心筋梗塞ならびに心不全の患者・死亡数について、2016年度実施JROAD(調査対象期間:2015年1月〜12月)からの抜粋となります。その他調査結果の詳細はホームページ「循環器疾患診療実態調査」の循環器疾患診療実態調査 調査結果報告書からご覧ください。
|
 |
急性心筋梗塞の患者・死亡数 |
心不全の患者・死亡数 |
※循環器疾患診療実態調査の転載・データ利用・公募研究等については、こちらをご覧ください。
JCS Newsletterのバックナンバーをこちらのページでご覧いただけます。
ご意見・ご感想、配信先の変更・中止等は下記のアドレスまでご連絡ください news-m@j-circ.or.jp
発行:(一社)日本循環器学会 http://www.j-circ.or.jp/
本メールに記載された記事を、許可なく転載することを禁じます。 Copyright © The Japanese Circulation Society. All rights reserved.
|