Vol.427 (2019.10.9)
- 循環器集中治療室実態調査のアンケート集計結果公開につきまして
- 第3回基礎研究フォーラム開催報告について
- 【締切迫る!】2019年度日本循環器学会留学支援助成ついて
- 禁煙推進部会より会員実態調査アンケートのお願い
- 【11/29締切】2019年度医師臨床研究助成・メディカルスタッフ研究助成募集
- 2019年度JROAD-DPCデータ調査へのご協力のお願い
- STOP MIキャンペーンへのご協力のお願い
- ACLS講習会情報
- 心臓 10月号(Vol.51, NO.10)目次
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禁煙推進部会
会員実態調査アンケートのお願い
(質問数:8問 時間:5分)
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循環器集中治療室実態調査のアンケート集計結果公開につきまして
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循環器集中治療加算(CCU加算)を新規に取得することを目的に、CCUの実態調査を行いました。
実施期間は、2019年6月29日~7月16日で、対象は循環器研修施設計1025施設、そのうち回答は687施設(回答率 67%)から得ることができました。
現在は集中治療室加算(ICU加算)でCCUの保険点数をとっていますが、ICU加算の重症度の重みづけと、循環器急性期の重症度は異なっています。つまり、ICUでは点滴ライン、動脈静脈ライン、呼吸器などが多く入っているのが重症なのですが、循環器救急では、急変する可能性の高い疾患をCCUで観察することで救命してきた歴史があり、現場ではねじれが生じていることが推定されていました。この実態を明らかにするために今回の調査をおこなったところ、実際、動脈ラインが不要にもかかわらずICU加算のために延長したことがあるのが23%あり、実態が浮き彫りになったと思われます。このデータをもとに、CCU加算の新設の要望を継続していきたいと思います。
お忙しいところ調査にご協力いただいた先生方に改めて御礼申し上げます。
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教育研修/集中救急委員会
集中・救急医療部会
救急医療制度検討会
検討会長 伊苅裕二
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9月6日~8日に開催されました、第3回基礎研究フォーラム(会場:東京コンベンションホール/会長:福田 恵一先生)は盛会に終わりました事をご報告いたします。
本フォーラムに際しましてご協力いただきました会員のみなさまに御礼申し上げます。
■テーマ:Science drives Medicine
■参加者: 400名
会員(事前) 198名
会員(当日) 92名
非会員 38名
学生 50名
国内招待 13名
海外招待 9名(欧米2名・ヨーロッパ1名アジア6名)
■Keynote lecture
Gerald W.DornII(Washington University in St.Louis)
Marlene Rabinovitch(Stanford School of Medicine)
Robert Passier(Department of Anatomy and Embryology,Leiden University Medical Center)
■Award受賞者:Poster Award:20名
Travel Award 5名
Award Session 6名(最優秀賞1名、優秀賞1名、奨励賞4名)
■基礎研究助成採択者:5名
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なお、第4回は2020年9月26日~27日(会場:名古屋コンベンションホール/会長:室原 豊明先生)に開催予定です。10月15日頃に学会ホームページに本フォーラムのホームページのリンクを掲載予定です。随時情報を更新して参りますのでご期待ください。
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【締切迫る!】2019年度日本循環器学会留学支援助成について
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日本循環器学会では海外留学する若手研究者の経済的支援を通じて、学術集会の発展、医学研究の振興を願って「留学支援助成」を設定しています。
応募については下記をご確認ください。
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禁煙推進部会より会員実態調査アンケートのお願い
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第84回日本循環器学会学術集会での第19回禁煙推進部会セミナーでは「HOW TO 禁煙外来」をテーマに、開業医・勤務医問わず循環器医のどなたでも禁煙外来が開設、運営できるための具体的なノウハウを提示できる内容にしたいと考えております。セミナーに先立ち、全国の循環器医の勤務施設における禁煙外来やそれに伴う疑問点等をお伺いし、セミナーに生かしたいと考えております。つきましてはアンケートへのご協力を宜しくお願いいたします。
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【11/29締切】2019年度医師臨床研究助成・メディカルスタッフ研究助成募集
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5/27(月)より「2019年度医師臨床研究助成・メディカルスタッフ研究助成」の募集を開始しております。
応募書類の締切は2019年11月29日(金)17時郵送必着厳守となっております。
【概要】
医師臨床研究助成:奨励金(200 万円)×最大 3 名
メディカルスタッフ研究助成:奨励金(50万円)×最大3名
詳細は下記リンクをご参照ください。
◆「医師臨床研究助成」はこちら
◆「メディカルスタッフ(医師を除く医療専門職)研究助成」はこちら
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会員の皆様からのご応募をお待ちしております。
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2019年度JROAD-DPCデータ調査へのご協力のお願い(IT/Database部会)
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10月初旬より「2019年度JROAD-DPCデータ調査」(DPCデータを用いた心疾患における医療の質に関する研究事業)に関するご依頼を、対象の施設宛てに郵送いたします。2019年度は、2017年度のJROAD-DPCデータを収集いたします。
経年的にデータを蓄積することにより、個票レベルで循環器病のデータベースが構築され、我が国における診療行為の実態が明らかとなります。
是非、ご協力を頂けますよう宜しくお願いいたします。
調査期間:2019年10月初旬~1月17日(金)
データ対象期間:2017年4月1日~2018年3月31日
医療の質の向上に役立つデータのご提供に是非ともご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
循環器疾患診療実態調査事務局(国立循環器病研究センター内)
●E-mail :j-circdb@ml.ncvc.go.jp
会員の皆様へ
心筋梗塞は、一旦発症すると約40%が死に至る疾患であり、年間約4万人の患者が命を落としています。しかし、約半数の患者では、「前兆」症状を自覚していることがわかっています。そこで、学会としては、「前兆」の存在を広く啓発することによって、「前兆」の段階で治療を受けられる患者を増やし、一人でも多くの命を救う事を目的として、STOP MIキャンペーンを推進しています。このミッションが完全に達成されれば、心筋梗塞の患者数が半減することが期待されます。
会員の皆様におかれましては、日々の診療の中で、そして市民公開講座などの場で、心筋梗塞の前兆やSTOP MIキャンペーンについてご説明頂き、「前兆」を自覚した患者を、早期の病院受診へ誘導して頂ければと存じます。
STOP MIキャンペーンの詳細につきましては、ホームページ(http://stop-mi.com/)をご参照ください。市民公開講座や各種ご講演、さらには独自のポスター作成などのために、ホームページ掲載の静止画や動画をご使用いただくことが可能です。希望がありましたら学会事務局までご連絡いただければ幸いです。
是非ともSTOP MIキャンペーンの趣旨をご理解いただき、啓発活動に皆様のご協力をお願い致します。
救急啓発検討会
STOP MIワーキンググループ
ワーキンググループ長 上田 恭敬
ACLS講習会開催日程につきましては、JCS-ITCのホームページに記載しております。
下記URLよりご覧いただき、受講を希望される方はお申し込みいただきますようお願いいたします。
http://www.j-circ.jp/jcs_acls/list/course_search.asp
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心臓 10月号(Vol.51, NO.10)目次
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Open HEART
『治すから再生へ』先天性心疾患の新たな展開
笠原真悟(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 心臓血管外科)
HEART's Selection
心血管突然死 最近の動向と対策
企画:山科 章(東京医科大学 教育推進センター)
1.心臓突然死の実態、治療の現状と今後の展望
三田村秀雄(国家公務員共済連合会 立川病院)
2.大血管疾患による突然死の現状と対策
種本和雄(川崎医科大学 心臓血管外科)
3.遺伝性不整脈による心臓性突然死の予知と予防
清水 渉(日本医科大学大学院医学研究科 循環器内科学分野)
4.冠攣縮性狭心症による突然死の現状と対策
末田章三 (愛媛県立新居浜病院 循環器科)
詳細は「心臓」ホームページをご覧ください。
https://www.jhf.or.jp/pro/shinzo/
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発行:(一社)日本循環器学会 http://www.j-circ.or.jp/
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