「学校心臓検診のデジタル化に関する提言」について

 

 現在の学校心臓検診には、紙ベースで業務効率が悪い、個人情報を含めて適切に管理でき
ない、心電図判読の標準化・均てん化・将来のAI判読に対応できない等、様々な課題が山
積しており、それらを解決する為には現場における検診・判読業務のデジタル化が必須です。
これは、学校心臓検診の医療DXの重要な第一段階と考えられ、最終的にPHR化を通じた
生涯個人一括管理への発展や、検診データを保健行政に広く反映させることにより、小児期
発症心疾患の地域の包括医療・健康医療の最適化につながることが期待されます。ここに提
言を作成し、行政や地域に働きかけて参ります。
最後に本提案作成に関わった関係学会ならびに賛同団体に深謝いたします。

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           2024年11月吉日

           学術委員会委員長

     小児・成人先天性心疾患部会長