お知らせ

6月19日に石川県能登地方で発生した地震につきまして

一般社団法人日本循環器学会
会員の皆様へ

この度の石川県能登地方で発生した地震において、被害にあわれた皆様へ心からお見舞い申し上げます。
この地震に対する本会の対応についてご連絡致します。

  1. 北陸支部に災害対策本部を設置
    日本循環器学会では、災害時体制として北陸支部に災害対策本部を設置し情報を収集しております。
    北陸支部災害対策本部
    ※2022年6月21日9時25分時点 石川県の北陸支部地域拠点病院(11施設)では特に影響無しを確認。
    ※2022年7月4日発生後2週間の状況から北陸支部災害対策本部の体制は解除となりました。

  2. 【医療関係者向けの情報】

    ■「災害時循環器疾患の管理・予防に関するガイドライン」(掲載:循環器病ガイドシリーズ2014年度版)
      ・ダイジェスト版
      ・オリジナル版(コンプリート版)
     

  3. 【一般のみなさま向けの情報】

    ■避難所生活の方と車中で避難をされておられる方へ ~いわゆるエコノミークラス症候群の予防について~

     避難所や車中の生活では、皆様もご存じのエコノミークラス症候群(静脈血栓症特に肺血栓塞栓症)の危険性
    が高まる状況にあります。静脈血栓症は、足を動かさないこと、脱水、足の怪我などで起こる危険性が高くなります。
     静脈血栓症・肺塞栓症を予防するために最も重要なことは積極的な運動(歩行)ですが、避難しておられる状況
    では難しいことも確かです。止むを得ず車中泊をされる場合や避難所の中で運動などがままならない場合には、
    弾性ストッキングを適切な指導の下使用することで静脈血栓症・肺塞栓症の予防効果は高まることが知られています。
    このような観点から、避難されている方にはエコノミークラス症候群の予防への関心を深めていただき、
    長時間自動車のシートに座った姿勢で眠らない、時々足首の運動を行う、ふくらはぎのマッサージを行う、
    十分な水分を補給する、可能であれば避難所で簡易ベッドを使用するなどの点に注意して予防に努めていただきたいと思います。

    避難所生活の方と車中で避難をされておられる方へ【2018年9月7日日本静脈学会様ご提供】

 

 

 

 

 

 

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