日本循環器学会
第4回 日本循環器学会プレスセミナー
開会挨拶

本セミナーの開始に先立ち、開会の挨拶に立った和泉徹氏は、「1997年の臓器移植法の制定から13年を経てようやく今回の法改正が実現した」と、今日に至る過程を振り返るとともに、今回の改正臓器移植法の意義に触れた。改正法では、ドナー本人の意思表示が明確でない場合にも家族の承諾により臓器提供ができるようになり、また、ドナーの意思表示年齢を撤廃し15歳未満でも家族の同意で臓器提供が可能となった。心臓移植委員会の委員長を務める和泉氏は、改正法の施行以降、家族の承諾により臓器提供に至るケースが数多く存在していることに触れ、「多くの人々が、われわれの活動の成果を前向きに捉えてくれた」と述べた。また、「子供たちをはじめ、臓器移植が受けられずに苦しんでいる患者に、先進国として当然受けられる医療を提供していかなければならない」と決意を語った。

最後に、「医療負担をどう社会全体で分かち合うかが喫緊の課題であるなか、ご来場の皆様とわが国の在り方を議論していきたい」と述べ、挨拶を締めくくった。

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